撮影:星野 一三雄

幼生

高地型
撮影:佐久間 聡

高地型(近畿地方産)
成体と卵嚢幼生産卵場(標高1000m〜)
撮影:立脇 康嗣

和名:カスミサンショウウオ

英名:Clouded Salamander
学名:Hynobius nebulosus

分布
本州(鈴鹿山脈以西の西日本)、四国北東部、九州北西部
生態
標高400〜800m程度の山地の湧き水のある雑木林に住んでいます。繁殖期は、12月中旬から3月位にかけて丘陵地の谷などにある水田や、池沼などの水たまりにバナナ形の卵塊を産みます。
全長
70-150mm

解説
西日本に住む代表的な止水性のサンショウウオで、トウキョウサンショウウオに外見がよく似ていますが、本種は、尾の背側と腹側に黄色の筋で縁取られています。生態は、トウキョウサンショウウオとほとんど同じです。
コメント
トウキョウサンショウウオよりも若干高地に住んでいるためか、トウキョウサンショウウオの様に乱開発の影響が多少少ないようです。しかし、油断していると気が付いたら絶滅していた、なんて事がないように見守ってあげましょう。
このページに資料を提供していただいた星野一三雄さんと佐久間聡さんに感謝をいたします。また、星野さんにメールを送りたい人は、ihoshi@mb.infoweb.ne.jpに、佐久間さんにメールを送りたい人は、delias@ss.iij4u.or.jpにお願いします。


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