成体雄 |
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成体雄 | 成体雌 |
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落ち葉に産み付けられた卵嚢 |
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丘陵地帯の生息地(産卵地)の様子 | ||
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崖下の湿地 | 谷間の休耕田 | 窪地の小さな池 |
幼生は、貪欲で動物性プランクトンやユスリカの幼虫(アカムシ)など口に入るものはなんでも食べ、共食いまでします。また、水生昆虫の餌食にもなり、変態して上陸するものは5%にも満ちません。上陸した幼体は、4〜5年かけて全長程で成熟し、10年以上も生きます。
かつて、トウキョウサンショウウオは、カスミサンショウウオの近縁で亜種と考えられていましたが、酵素タンパクやDNAの研究でカスミサンショウウオよりむしろ、トウホクサンショウウオに近縁なのがわかりました。
東京都の産業廃棄物処理場問題で、全国的に有名になった「日の出町第二処分場建設現場」は、トウキョウサンショウウオの生息地でした。しかも、日の出町では、トウキョウサンショウウオを町の天然記念物に指定しているにも関わらず、工事を認めている有様です。行政のバカ役人共は、いったいどういうつもりなんだろう?「人間第一」を大儀名文に環境破壊を進めるつもりなのだろうか?環境破壊は、結局”時間をかけた自殺行為”に他ならないと思いますが・・・今日も、トウキョウサンショウウオの鳴き声が聞こえる・・・・・
カスミサンショウウオのページ