幼生（九州産）	卵嚢（九州産）

撮影：星野　一三雄	撮影：立脇　康嗣

成体（九州産）

撮影：星野　一三雄

成体（四国産：高地～愛媛間産）	成体（本州東部産：近畿～中部西端部）

撮影：立脇　康嗣

和名：ブチサンショウウオ

英名：Buchi Salamander
学名：Hynobius naevius

分布: 鈴鹿山脈以西の本州、四国、九州
生態: 標高300mから700mの丘陵地に多くいますが、紀伊半島沿岸地方では100m未満の低地に生息します。繁殖期は、2月下旬から5月頃で、日光が差し込まない薄暗い渓流の細い流れや伏流水中に産卵します。幼生は、流水性型です。
全長: 80-130mm

解説: ブチサンショウウオは、西日本産流水性サンショウウオの代表種です。分布域が広く、形態や色彩、斑紋などに変化が多く、ヒダサンショウウオ・ベッコウサンショウウオと区別が難しい個体もいます。

コメント: 変化に富んだサンショウウオは、研究が進むと分類される可能性が大きいと思われます。; このページに資料を提供していただいた星野一三雄さんと立脇　康嗣さんに感謝をいたします。また、星野さんにメールを送りたい人は、ihoshi@mb.infoweb.ne.jpに、立脇さんにメールを送りたい人は、krhodeus@hotmail.comにお願いします。