撮影協力:粕井 諭史

幼体発情期の雄
撮影:Christoph Bork

幼体(Leucistic)
撮影:Patrick steinberger

腹面
撮影:Patrick steinberger



和名:アルプスクシイモリ


英名:Alpine Crested Newt
学名:Triturus carnifex

分布
イタリア半島全域、アルプス山脈南部からジナルアルプス山脈にかけて
生態
池や一時的に出来た水たまりでも見られます。
全長
雄:150-160mm
雌:170mm

解説
本種の雄は、他のヨーロッパイモリと同様に繁殖期に飾りが出来ます。
繁殖期は春先ですが、進化の過程で生じた染色体の異常により50%が死亡します。
孵化した幼生は9月に変態しますが、一部は幼形成熟(ネオテニー)もするようです。
体色は、暗いグレーに黒い大きめのスポットが点在します。腹面は咽の下から尾の先までオレンジで、黒いスポットが入ります。また、側面や喉元に白い小さなスポットがあります。
コメント
なかなか見る機会が少ないイモリですが、魅力的です。
このページに資料を提供していただいた粕井さんとChristoph BorkさんとPatrick Steinbergerに感謝をいたします。また、Christophさんにメールを送りたい人はChristoph.Bork@t-online.deに、Patrickさんにメールを送りたい人はpatrick.steinberger@a-city.deに英語でお願いします。

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