アンフューマ科は、北アメリカ大陸に1属がしられています。ウナギに似た体型で、四肢が非常に小さく、指が他の有尾類(前肢は4本、後肢は5本)と違い、前後肢ともに3本と2本と1本の種がいます。全長は1m近くになるものと30cmの小型の種がいます。
トラフサンショウウオ科は、北アメリカ大陸に1属30種がしられています。変態後は、陸生になるのが一般的ですが、幼形成熟する種もいます。また、アメリカサンショウウオ科と違い肺があります。
オオトラフサンショウウオ科は、北アメリカ大陸で1属4種が知られています。
イモリ科は、サンショウウオ目の中で最も分布域が広く、東アジアから東南アジア、ヨーロッパからアフリカ西北部、北米東部と西部の三つの分断された地域にいます。現在15属59種ほどが知られています。この仲間は、比較的小型種が多く、最大でも30cm程度です。
アメリカサンショウウオ科は、サンショウウオ目の中で最大のグループ(26属292種)で、主に南北アメリカ大陸と南ヨーロッパと朝鮮半島の一部に分布しています。
この科の特徴は、両生類でありながら肺がありません。また、上唇と鼻孔の間に鼻唇線と呼ばれる細い溝があります。