和名:キメアライボイモリ
英名:???
学名:Tylototriton asperrimus asperrimus
- 分布
- 中国の安徽省、湖南省、広東省、広西壮族自治区、貴州省、海南島、ベトナム北部
- 生態
- 標高500〜1500m前後の山地に生息しています。
- 全長
- 115-186mm
- 解説
- 本種の分類は非常に難しく、今のところ決定打は出ていないようです。それは、Tylototriton属(肋骨の形)とEchinotriton属(産卵場所と卵の大きさ)の両方の特徴を備えているからであり、そう言った意味で本種の亜種とされていてEchinotriton属に分類されたとされるEchinotriton wenxianensisも本当のところは不明です。
- 今後のきちんとした分類わけが待たれます。
- 外見の特徴は、肋骨先端部のイボはあまり発達しません。
- 指先と指の裏、尾の裏から総排泄孔にかけてはオレンジ色です。
- コメント
- 見た目がEchinotriton属には見えなかったのでTylototriton属に書きましたが、何ともしっくりきません。
- 飼育は、水には入らないようなので湿らせた腐葉土の上にシェルターを置いて飼います。餌は、コオロギも食べますがミミズやイモムシの方が食いがよいです。
- 産卵は地上にするので産卵準備が整ったら湿らせた水苔で大きな産卵場を作ってやれば中に産卵すると思われます。
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