和名:ユビナガサラマンダー
英名:Long-toed Salamander (Western Long-toed Salamander)
学名:Ambystoma macrodactylum
- 分布
- 合衆国アラスカ州南部とカナダのブリティッシュコロンビア州、アルバータ州(ロッキー山脈)から合衆国のワシントン州、オレゴン州、アイダホ州北部、モンタナ州西部、カリフォルニア州北部、(海岸山地及びロッキー山脈)
- 生態
- 生息地の高度(約0-2700m)と気候によって生活史のバリエーションが多いです。緩やかな流れの中や湖や池沼、大雨で出来た水たまりなどでも産卵します。
- 全長
- 100-170mm
- 解説
- 本種には、A.m.macrodactylum(ニシユビナガサラマンダー)、A.m.croceum(サンタクルスユビナガサラマンダー)、A.m.krausei(キタユビナガサラマンダー)、A.m.sigillatum(ミナミユビナガサラマンダー)、A.m.columbianum(トウブユビナガサラマンダー)の5亜種が存在します。写真個体は基亜種のA.m.macrodactylumです。また、A.m.croceumは、他の個体群とは地理的に隔離された海岸付近(サンタクルス周辺)で棲息しています。
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- コメント
- 日本に輸入されてくることが多いかどうかはわかりませんが、入ってきた個体がどの標高で採集されたのかがわからないと飼育は難しいと思われます。高地の個体群だと特に暑さに弱いでしょう。
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