撮影:佐久間 聡



和名:ヨツユビサンショウウオ(ヨツユビサラマンダー)

英名:Four-toed Salamander
学名:Hemidactylium scutatum

分布
ノバスコシアからアラバマ州、西はウイスコンシン州、ミズーリ州、アーカンソ ー州に分布。南部の州での分布は不連続になる。
生態
森林内の池や沼を取り巻く湿った土や繁茂した苔の下、倒木の下等に生息しています。
体長
70-90mm

解説
本種の産卵期は、冬の終わりから春にかけて20〜40個の卵を水際の水苔や葉等に一粒ずつ産み付け、幼生が孵化して水中に落ちるまでの6〜8週間の間、卵を見守ります。
身体の特徴は、後肢の指まで4本指です。一般的に多くの両生類は、前枝が4本で後肢が5本です。
また、尾もつけねがくびれており、敵に襲われると自切できます。
コメント
湿度管理(乾燥)、温度管理(高温)に注意が必要。水苔を厚く敷き、倒木や朽ち木等により水苔内に空間を造る。成体は、倒木の下や水苔内の空間を生息環境とする。餌は、コオロギSS等の小昆虫、ミルワーム(極小)など。
このページに資料を提供していただいた佐久間 聡さんに感謝をいたします。また、佐久間さんにメールを送りたい人は、delias@ss.iij4u.or.jpにお願いします。

ヨツユビサンショウウオ属のページ

イモリ亜目のページ

有尾類のページ

INDEXページにもどる