撮影:Joyce Gross協力:ワイルドモンスター



和名:オレゴンエスショルツサンショウウオ(新称)

英名:Oregon ensatina
学名:Ensatina eschscholtzii oregonensis

分布
合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ付近から海岸山脈沿いにオレゴン州、ワシントン州を通り、カナダのバンクーバー島南東部、バンクーバー周辺にかけて。
生態
森林地帯の苔むした岩や倒木の下に棲息し、腐った木の中に7〜14個の卵を産みます。
体長
75-150mm

解説
Ensatina属は、地域による変異が大きく、それぞれが亜種に分類されています。棲息地も海岸付近の低地の森林から3350mを越える山地まで棲息しています。基本的には、低地であっても低温の場所に棲息します。
本種は、Ensatina属の中で最も生息域が広い種類です。
体色は、成体になると暗い茶色の体に細かい黄色かオレンジ色の斑点が入ります。体側は、明るい黄色から薄いオレンジ色の斑紋が入ります。また、尾も明るい黄色から薄いオレンジになります。
Ensatina属全般に言えることは、一般的な有尾類が補食するミミズやイモムシのようなワームは食べず、小さな虫を補食しています。
コメント
飼育には、19℃以下をキープする必要があるので冷蔵装置が必要となります。と言っても今まで日本に輸入されたことはないと思われますが・・・
このページに資料を提供していただいたJoyce Grossさんとワイルドモンスターに感謝をいたします。

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