撮影:佐久間 聡


和名:カリフォルニアイモリ

英名:California Newt
学名:Taricha torosa

分布
カリフォルニアの海岸地方
生態
繁殖期以外は、森林や農場の木が多い場所の地面に穴を掘り生活しています。繁殖期には、池や小川に入り、固まりになった卵を水草に産み付けます。
全長
150-200mm

解説
本種には、基亜種のT.t.torosa(Coast Range Newt)とT.t.sierrae(Sierra Newt)とT.t.klauberiの3種が知られています。これらを総称してカリフォルニアイモリと呼んでいます。写真の個体がどちらかは不明です。
分布域は、T.t.torosaが海岸よりでT.t.sierraeがシエラネバダ山脈付近(2000mまで)に棲み分けしています。また、T.t.klauberiは、地理的に隔離されたサンディエゴに分布しています。
本種は、サメハダイモリ(T.granulosa)とよく似ていますが、本種の方が目が小さいです。
繁殖期になると、皮膚が水棲に適応するように滑らかな粘膜で覆われます。
コメント
見た目は地味なイモリですが、皮膚から出る毒はかなり強いようです。

サメハダイモリのページ

カリフォルニアイモリ属のページ

イモリ亜目のページ

有尾類のページ

INDEXページにもどる