この種は、カナダとアメリカに6亜種が知られています。日本には、ほとんど本種とオビタイガーサラマンダー(A.tigrinum mavortium)の2亜種が輸入されています。オビタイガーサラマンダーは、ペットショップで、バレッドタイガーの名前で売られていることがあります。
タイガーサラマンダーの幼生を、ウォータードッグの名前で売られているのをよく見かけますが、本種ではなく、本来マッドパピー(Necturus属)の仲間に使われる名前だと思います。よく言うアホロートルは、アステカの言葉で「水」と「犬」を合わせた合成語です。
飼育は、日本のサンショウウオに比べて極めて簡単です。幼生は、糸ミミズ、アカムシ、金魚、メダカ等、熱帯魚屋で揃えられる生き餌を問題なく食べますし、成体になってもその食欲は変わりません。ただし、偏った餌ばかり与えていると、本種に限らず奇形になったり、病気になりますのでビタミン剤等も併用した方が良いでしょう。
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