オス(婚姻色)メスアルビノ個体(撮影:長谷川 恵)

背中線が出てないオス暗色斑紋が繋がってないオス
撮影:古川 博郁

和名:トノサマガエル

英名:Black-spotted Pond Frog
学名:Rana nigromaculata
(「黒い斑紋を持つカエル」の意味)

分布
本州(関東地方から仙台平野を除く)、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア沿海州の一部
生態
基本的には、水田に住んでいますが、繁殖期以外では、水田からかなり離れた場所にもいます。繁殖期は4月から6月で、水田や河川敷の水たまりなどの、浅い止水で行われます。雄は、1.6uほどのテリトリーをもち、水面に浮きながら鳴き、雌を待ちます。
体長
成体オス:38-81(平均69)mm
成体メス:63-94(平均77)mm
鳴き声
グルルル、グルルル・・・
解説
水田に多く、日本の蛙の中では代表株ですが、関東地方にはいません。
雄雌の体色に差があり、雄は背面が黄緑色をしていて、繁殖期には黄金色になります。雌は、胴の側部から腹部にかけて白黒の縞模様をしています。
トウキョウダルマガエルとの違いは、本種は背中の暗色斑紋がつながっているのと、小隆条が発達していることで見分けがつきます。また、上記の画像のような背中線がない個体や、ダルマガエルに似て暗色斑紋が独立している個体もたまに出現します。見分け方は、こちら
近年、繁殖地の減少などでダルマガエルとの自然交雑が起きています。
写真右のアルビノ個体は、撮影者の長谷川さんによってオタマジャクシが採集されたものです。このような個体は、大変珍しいのですが、更に驚いたことに合計で41匹も採集されました。現在は、数個体が鳥羽水族館のほうに寄付されていますので見ることが出来るかもしれません。
コメント
私の住む地域では、トウキョウダルマガエルしかいませんが、トノサマガエルがあまりに有名なためか、一般にはトノサマガエルと呼ばれています。確かに、二つを並べてみても普通の人には、区別が出来ないかも・・・
農耕民族だった日本人には、もっともなじみの深いカエルですね!
このページに資料を提供していただいた長谷川 恵さんと古川 博郁さんに感謝をいたします。また、長谷川さんにメールを送りたい人は、ely-moor@qk2.so-net.ne.jpに、古川さんにメールを送りたい人は、、wakinkometuto@ps.mirai.ne.jpにお願いします。

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