アイフィンガーガエルの繁殖記録1
- 抱接
- 1月18日夜、盛んに雄が鳴いていました。通常の鳴き方は、ピッピン、ピッピン、・・・なのですが、だんだんと変化してきて壊れたファンが廻っているような音で、フィフィフィフィ・・・と聞こえます。
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別の機会に撮影したものなので 上陸寸前のオタマも見える |
- 産卵
- 1月19日早朝、ペットボトルに産卵しました。卵は、水面付近から容器の壁面を登るように上方に産み付けられ、ほとんどの卵は、一層で付着しています。また、水中にも付着しなかった卵が相当数落ちているのが確認できます。
- 総産卵数は、ざっと見ても100を越えていると思われます。水量から考えてもちょっと多すぎるかもしれません。大きさは5mm。
- 神経管期
- 1月22日、神経管期と言ってよいかどうか分からないくらい形が出来てしまいましたが、オタマジャクシに卵黄が付いているような格好に見えます。(写真左)
- 1月23日、少し卵黄が小さくなって、形もハッキリしてきました。刺激を与えると動きます。(写真右)
- エラ芽出現期〜外エラ伸長期
- 1月24日、昨日よりも体が伸び外エラがはっきりしてきました。そして、卵の中で動いています。(写真左)
- エラ芽は、小さすぎて確認できませんでした。
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左右の外エラが分かります | 水中で死んでいる卵 |
- 水中に産み落とされた卵は、発生せずに完全に死んでいるようです。(写真上右)
- 背腹ヒレが発達
- 1月26日、外鰓が無くなり背腹ヒレがハッキリしてきました。卵黄も更に小さくなりました。
- 孵化
- 1月28、孵化が始まりました。大きさは、ヒキガエルのオタマジャクシと同じくらいで、尾の先端まで含めて10mm程度です。
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