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撮影:Patrick Steinberger | 撮影協力:アクアガーデンアカネ |
和名:マネシドクアマガエル
英名:Brazilian Milky Frog
学名:Phrynohyas imitatrix
- 分布
- ブラジルのリオデジャネイロ、サンパウロ周辺。
- 生態
- 樹上棲。
- 全長
- 70mm以上
- 解説
- 皮膚から手に着くと落ちにくい乳白色の毒を出し、目などの粘膜につくと炎症を起こします。ミルキーフロッグと呼ばれるのは、この皮膚から分泌される乳白色の毒に由来しています。
- 体色は、乳白色からグレイの下地にこげ茶の太いバンドが入り、小さなイボの先端が白いスポットのなって美しいです。
- コメント
- この種は、困ったことにアメリカとヨーロッパでは学名が違って流通しています。本種を初めに繁殖させたドイツではP.resinifictrixとして認識されています。その為、日本に入るときは、ルートによってあたかも違う種が輸入されたかのように錯覚します。当然の事ながらインボイスの英名も様々であり余計に混乱を招いています。ここに付けられている和名は、最も和名らしい呼び名だったので採用しました。(個人的にはリオデジャネイロドクアマガエルやサンパウロドクアマガエルでも有りだと思う。)
- 学名の判断は、私の知る限りP.resinifictrixは、アマゾンドクアマガエル(P.venulosa)に似ており、P.venulosaから独立して記載された種です。特徴は背面にイボが多く見られます。このような事から、アメリカルートのP.imitatrixが正しいのだろうと思われます。
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