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撮影:Ingo Veltum |
和名:トマトガエル
英名:Tomato Frog
学名:Dyscophus antongili
- 分布
- マダガスカル北東部(アントンジル湾付近)の標高200m付近まで
- 生態
- 半地下又は地上棲だと思われます。
- 体長
- オス:60-65mm
- メス:85-105mm
- 解説
- 大型のトマトガエルで、最も有名でありサイテスの付属書Iに記載されている種です。
- 体色は、側面から背面がオレンジから完熟のトマトのように赤く、腹面は白から黄ばんだ白で咽に黒いスポットが入ることもあります。また、体側には黒いラインが入ることもありますが、サビトマトガエル(D.guineti)のように鮮明ではありません。
- 繁殖は3月で、大雨の後に出来た浅い水たまりや溝の中や沼で行われます。
- 本種は、外敵に襲われると体を丸めて膨らまします。また、体表から白い粘液を分泌し、この分泌液は人間にとりアレルゲンになります。
- コメント
- 正規に輸入されてきたのを見たことはありませんが、かつてはサビトマトに混じって輸入されることもありました。
- まさに動くトマトといった感じでとてもユーモラスです。
- このページに資料を提供していただいたIngo Veltumに感謝をいたします。また、Ingo Veltumさんにメールを送りたい人は、werchterrain@t-online.deに、英語か出来ればドイツ語でお願いします。
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