撮影協力:粕井 諭史


和名:スーチョワン(四川)サラマンダー


学名:Batrachuperus pinchonii

分布
中国四川省
生態
山地の河川に生息していると思われます。
全長
200-300mm

解説
比較的大型の水棲のサラマンダーです。
体表は、かなりつるつるしていて肋条も目立ちません。また、黒一色(画像はレタッチの関係で赤みを帯びている)で模様はありません。
頭部は、フトイモリに似ていますがエラが張っているように見えます。
尾は、体の長さと同じくらいありヒレ状になっています。
コメント
今回初めて入荷したものと思われます。そのときの名前は、ユンナンサラマンダー(B.yenyuanensis)になっていましたが、私は違うと思います。ユンナンサラマンダーは、体色が茶色です。たぶん、ユンナンサラマンダーも四川省に分布しているために間違いが生じたものと考えられます。
飼育方法は、水棲なのでアクアリウムで飼いますが、流れがあって低温のほうが良いと思われます。餌は、現在のところアカムシやミミズをよく食べていてメダカには興味がないようです。
このページに資料を提供していただいた粕井 諭史さんに感謝をいたします。また、粕井さんにメールを送りたい人は、管理人までメールrieokun@hkr.ne.jpにお願いします。責任を持ってお伝えします。

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