「希少種」の保護について


日本に生息する両生類達の中には、土地開発や農地改良等の影響によりその数が激減し、将来具体的な保護増殖を考えていかなければいけないような種類がいます。
そんな境遇にある彼らを今よりも少しだけみんなに知ってもらいたいのです。
ここでは、いわゆる「希少種」の保護のあり方に関して勉強できるようにしていくことと、私のような愛好家が真剣にこんな問題について考えられるような内容にしていくつもりです。そのために今後も多くの更新をしていく予定です。
また、ぜひ皆様に地域の保護情報や、ご意見などを頂きたいと考えています。情報・ご意見は
rieokun@hkr.ne.jpまで。


RDB(レッドデータブック)とは?
RDBのカテゴリー
国内の両生類のカテゴリー分類


RDB(レッドデータブック)とは?

RDBは以下の目的で環境庁により作成された基礎資料です。

「環境庁では、従来から一部の鳥獣について給餌等の保護対策を実施してきたが、鳥獣以外も含めた幅広い野生生物保護への取り組みが開始されたのは、ワシントン条約等をめぐる野生生物保護への国勢世論が高まる中で、昭和61年7月に野生生物課が設置されてからである。

種の絶滅を防止するためには、まず絶滅のおそれのある種とはなにかを明らかにする必要がある。すでに国際的には、IUCN(国際自然保護連合)によって、世界の絶滅のおそれのある種の現状を明らかにした資料であるレッドデータブック(RDB)が刊行されている。しかしわが国では、保護対策の基礎となるべきこのような最も基礎的な資料は作成されていなかった。

そこで、発足した野生生物課が種の保護に取り組んでいくための基礎を固めるため、まず日本版レッドデータブックの作成を目指すとし、このための調査として昭和61年度から「緊急に保護を要する動植物の種の選定調査」が開始された。」(環境庁のホームページより)


RDBのカテゴリー

RDBにはその生物の保護の緊急性を考慮して「カテゴリー」なるものがあります。現在のRDBは以下のカテゴリーに分けられています。

詳しくは環境庁のHPなどをご覧下さい。
国内の爬虫類のカテゴリー分類

環境庁が平成10年9月に公表したリストでは となってます。
RDBリスト該当種一覧表

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