撮影:ばいかだ


産卵中上陸中
撮影:ばいかだ

和名:ヤエヤマアオガエル

英名:Owston's Green Tree Frog
学名:Rhacophorus owstoni
(「オーストン氏のアオガエル」の意味)

分布
石垣島、西表島
生態
低地から山地に普通に見られます。水田や湿原周辺の森林に住み、繁殖期は、非常に長く、最盛期は12月から3月です。産卵場所は、水田や湿地の草むら、水たまりの周辺、池の岸などの草の根ぎわ、苔の下、石の下、土の窪みなどの地上ないし半地中にクリーム色で泡状の卵塊を産みます。また、石垣島産の一部は、樹上や樹洞の縁に産卵するものもいます。
体長
成体オス:42-51(平均45)mm
成体メス:50-67(平均56)mm
鳴き声
フィリリリリ、フィリリリリ
解説
以前は、オキナワアオガエルの亜種と考えられていましたが、鳴き声特性からみて完全な独立種で、台湾産のモルトレヒトアオガエルに近縁です。
繁殖期には、天敵のサキシマハブに補食されます。
コメント
オキナワアオガエルにしろヤエヤマアオガエルにしろ、ハブが天敵なんて、ちょっとビビリます。注意して、探しに行こう!
このページに資料を提供していただいた、ばいかださんに感謝をいたします。

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