和名:ツシマアカガエル
英名:Tsushima Brown Frog
学名:Rana tsushimensis
(「対馬産のアカガエル」の意味)
- 分布
- 対馬
- 生態
- 平地から丘陵地にかけて住んでいます。繁殖は、1月中旬から4月に行われます。産卵場所は、水の残った水田、池沼、溝、山道、湿地の水たまり等の止水が選ばれます。
- 体長
- 成体オス:31-37(平均35)mm
- 成体メス:37-44(平均35)mm
鳴き声
キュッ、キュッ、キュッ、キュッ・・・
- 解説
- 対馬に固有の小さなアカガエルです。同じところに住むチョウセンヤマアカガエルの亜成体と似ていて、外見での区別は付けづらいです。
鳴嚢を持たないため、小鳥がさえずるような小さな声で鳴きます。
- コメント
- 生息地域が、重なるチョウセンヤマアカガエルとの見分け方は、本種は頭部も胴も細長く、鼻先も長くて少しとがります。背中側の逆V字形の黒い斑紋は明瞭です。その他にも、違いはありますが、詳しく知りたい方は「日本カエル図鑑」文一総合出版を参照して下さい。また、リュウキュウアカガエルと形態的に似ていて、タゴガエルとニホンアカガエルを結ぶ位置にあると思われます。
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