成体畦に産み付けられた卵塊

成体

和名:シュレーゲルアオガエル

英名:Schlegel's Green Tree Frog
学名:Rhacophorus schlegelii
(「シュレーゲル氏のアオガエル」の意味)

分布
本州、四国、九州、五島列島
生態
平地から1600m程度の高地に分布し、平地と低山地では水田に、高地では湿原に多く見られます。繁殖期は、暖地で2月から始まりますが、一般には4月から5月に行います。また、高地では6月下旬から8月上旬になります。産卵場所は、畦などに掘った浅い穴や、湿地の草むら、池の岸などです。卵塊は、クリーム色の泡状です。
体長
成体オス:32-43(平均35)mm
成体メス:43-53(平均46)mm
鳴き声
キリリリリ、カララララ
解説
ニホンアマガエルに大きさや、色が似ているのでよく間違えられます。また、モリアオガエルの幼体や、無紋タイプのモリアオガエルにも似ていますが、ニホンアマガエルとは、鼻から鼓膜周辺にかけての黒い斑紋がないことで区別できますし、モリアオガエルとは、目の色が赤みを帯びないことで区別できます。
コメント
母親の実家の周辺は、田んぼが広がり数種類のカエルの合唱が聞こえます。一番うるさいのは、ニホンアマガエルなのですが、耳を澄ませば、綺麗な声のシュレーゲルアオガエルも聞こえてきます。しかし、姿を見つけられないのは、畦の下にいるせいか?

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