和名:サドガエル
英名:Sado Frog
学名:Rugosa susurra
(「ささやくカエル」の意味)
- 分布
- 佐渡島
- 生態
- 国仲平野を中心に一部は小佐渡、大佐渡に渡る範囲に分布し、ツチガエルの分布域とはほとんど重なりません。
- 幼生はツチガエルと同様に越冬幼生になるため、一年中水のある環境に生活しています。
- 体長
- 成体オス:33-44.2mm
- 成体メス:38.1-49.6mm
鳴き声
ビューン、ビューン
- 解説
- 佐渡島にはツチガエルも見られ外形も似ていたため隠蔽種として発見が最近になりました。
- ツチガエルと比べると皮膚の滑りが強く、特徴的な黄色い腹部をしています。また、鳴嚢も欠如し下顎の黒斑もありません。
- 遺伝的には関東のツチガエルが近縁種であり、佐渡島で独自に進化した固有種です。
- コメント
- 日本において両生類の地域分化は調べると沢山出てきそうなのでこれからの研究に期待です。
- ツチガエルの様に触っただけでザラザラしているような皮膚ではないのでツチガエルと思われていたのが不思議です。
- このページに資料を提供していただいた仲村 昇さんに感謝をいたします。
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