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撮影:ばいかだ |
和名:オオヒキガエル
英名:Marine Toad
学名:Bufo marinus
(「海のヒキガエル」の意味)
- 分布
- 宮古島、伊良部島、北大東島、南大東島
- 生態
- サトウキビ畑や、人里近くの比較的開けた場所に生息し、密林の中にはあまりいません。
- 体長
- 成体オス:89-124(平均110)mm
- 成体メス:88-155(平均112)mm
鳴き声
ボボボボボ・・・
- 解説
- 原産地はテキサス州南部から中南米にかけてですが、サトウキビの害虫駆除の目的で南米から各地に移入されました。オオヒキガエルの名前を持ちますが、ニホンのヒキガエルに比べれば、たいしたことありません。
耳線は発達し、強い毒をだします。学名の「海のヒキガエル」は、強い塩分耐性があり、海辺付近にも生息していることにちなむと思われます。
- 本種は特定外来生物に指定されているため、生体の移動や飼育は原則禁止されています。
- コメント
- アメリカでは、このカエルの毒を利用したジャンキーがいるようですが、馬鹿なことは止めましょう。
外国の生物が、日本の生態系に悪影響を及ぼす可能性が、ここのところ多くなっているような気がします。どこの、水辺に行っても、ブラックバスとブルーギルばかりでうんざりしてます。幸い、このカエルの悪影響を耳にしていませんが、私達マニアも、外国のカエルを扱うと思うので、安易に放すのは絶対に止めましょう。ブラックバスのキャッチアンドリリースは、百害あって一利なし。釣り上げたら、食べて成仏させましょう。
- このページに資料を提供していただいた「ばいかだ」さんに感謝をいたします。
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