成体

幼生

撮影:ばいかだ色素変異個体 撮影:KLEE

和名:ニホンアマガエル

英名:Japanese Tree Frog
学名:Hyla japonica
(「日本産のアマガエル」の意味)

分布
北海道、本州、四国、九州、佐渡島、隠岐、壱岐、対馬、大隅諸島、済州島、朝鮮、バイカル湖から沿海州までのロシア、サハリン、中国北部
生態
平地や低山地の林、草原、生け垣などの低い木や草の上で生活をし、繁殖期は、4月から7月ごろです。卵は、浅い止水に産み、水に浮いて草に付着します。
体長
成体オス:22-39(平均31)mm
成体メス:26-45(平均35)mm
鳴き声
クワッ、クワッ、クワッ、クワッ・・・
解説
日本中のいたるところにいます。まわりの色で、著しく体色が変化する小型の蛙です。吸盤で、木や草の葉にとまり、雨の降る前に鳴嚢を大きく膨らませ、やかましく泣くことでも有名です。
よく、アオガエル類と間違えられますが、次の点で簡単に区別できます。アマガエルには、鼻孔から鼓膜にかけて黒い筋があります。(参照)また、鼻先が寸ずまりなのが、アマガエル類の特徴です。また、アオガエル類よりもむしろ、ヒキガエル類に近く、皮膚から若干の毒を分泌します。毒といっても、それで、具合が悪くなったり、死んだなんて人は聞いたことがありません。
コメント
私の、通っていた高校では、構内にたくさんのアマガエルが住んでいて、雨が降る前にはシャワーコールが聞けました。
このカエルは、餌付きが極めて良く、入門種としては最適かと思います。また、見た目の可愛さから、女の子にも人気があります。
このページに資料を提供していただいた「ばいかだ」さんと「KLEE」さんに感謝をいたします。

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