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撮影:ばいかだ |
和名:ニホンアカガエル
英名:Japanese Brown Frog
学名:Rana japonica
(「日本産のアカガエル」の意味)
- 分布
- 本州、四国、九州、隠岐、大隅諸島、八丈島
- 生態
- 平地から丘陵地にかけて明るい森林、池沼、水田周辺の草むら、湿地等に住んでいます。繁殖は、本州に住む蛙の中で一番早く、1月から3月に行われます。そのため、結氷して死滅することがあります。産卵場所は、水の残った水田がもっとも普通ですが、その他湿地の水たまり等の止水が選ばれます。
- 体長
- 成体オス:34-63(平均48)mm
- 成体メス:43-67(平均54)mm
鳴き声
キョッ、キョッ、キョッ、キョッ・・・
- 解説
- 体色は、普通は鮮やかな橙色のためアカガエルと呼ばれています。ヤマアカガエルとは、目の後ろからのびる背側線粒上隆条で区別できます。ニホンアカガエルは、鼓膜の背側で外側に曲がりませんが、ヤマアカガエルは外側に曲がります。
ニホンアカガエルの形態的分化の程度は低いですが、東北地方の一部個体群(一関市周辺)は、遺伝的に明らかに別種です。(未記載)
- コメント
- アカガエルとタゴガエルは、見た目がとってもよく似ているので、素人には区別が難しすぎます。申し訳ありませんが、ここで文章による説明が困難なため、詳しく知りたい方は、「日本カエル図鑑」文一総合出版を参照して下さい。
- このページに資料を提供していただいた「ばいかだ」さんに感謝をいたします。
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