撮影:ばいかだ

ナガレヒキガエル(撮影:ばいかだ)アズマヒキガエル高地型
(ヤマヒキガエルと呼ばれる個体)

和名:ナガレヒキガエル

英名:Japanese Stream Toad
学名:Bufo torrenticora
(「流れに住むヒキガエル」の意味)

分布
本州中央部(中部地方西部と近畿地方)
生態
標高50mから1,700m近くの山地帯に生息。繁殖は山地渓流で行われる。
体長
成体オス:70-121(平均95)mm
成体メス:88-168(平均121)mm
鳴き声
クックックックッ
解説
4月から5月にかけて、渓流中で産卵します。そのため、繁殖期は皮膚がたるみ水中生活に適します。外見は、ニホンヒキガエルに似ていますが、四肢が長く鼓膜が不明瞭で、耳線は小さめです。メスは赤いはん紋と四肢の縞模様が鮮明にでます。
コメント
渓流中に産卵する珍しいヒキガエルです。人工繁殖は、多分出来ないでしょう。このカエルを絶滅させないように、山を大切にしましょう。
資料を提供して下さったばいかださんに感謝いたします。

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