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撮影:ばいかだ |
和名:カジカガエル
英名:Kajika Frog
学名:Buergeria buergeri
(「ビュルゲル氏のカエル」の意味)
- 分布
- 本州、四国、九州
- 生態
- 山地の渓流や、湖とその周辺の川原、森林に住んでいます。繁殖期は、4月から8月で、渓流中で行われます。雄は、水から出た岩の上に縄張りを持ち、盛んに鳴いて雌を呼びます。卵は、水中の石の下に産みます。
- 体長
- 成体オス:37-44(平均42)mm
- 成体メス:49-69(平均63)mm
鳴き声
フィフィフィフィフィフィ、フィーフィー
- 解説
- 昔から、河鹿として親しまれてきたカエルです。地味な体色とは対照的に、大変美しい声で鳴きます。かつては、水盤で飼われその鳴き声を鑑賞されてもいました。おそらく、最古の両生類飼育だと思われます。
アオガエル科に属しますが、緑色になることはありません。
- コメント
- 最近は、河川改修で減少していますが、各地で、「カジカガエルを聞く夕べ」の様なイベントも行われています。機会があれば、是非参加してみてはいかがでしょうか。
飼育に関しては、渓流に住むカエルなので、夏場は注意が必要です。餌食いに関しては、とても餌付き易く、コオロギなども問題なく食べます。室内で、冬眠させないと、正月でも鳴いていました。
- このページに資料を提供していただいた「ばいかだ」さんに感謝をいたします。
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