ペアリング中 上:雄、下:雌

産卵の瞬間

アルビノ個体(撮影:ヒメイルカ)

和名:ニホンヒキガエル

英名:Western-Japanese Commom Toad
学名:Bufo japonicus japonicus
(「日本産ヒキガエル」の意味)

分布
近畿から山陰よりの西南部、四国、九州、壱岐、五島列島、屋久島、種子島、東京、仙台
生態
海岸付近から1,900mの高山におよぶさまざまな環境に生息しているが、近畿地方などのアズマヒキガエルへの移行地域では、平地に見られる。
体長
成体オス:80-163(平均113)mm
成体メス:84-176(平均139)mm
鳴き声
クックッ クックックックッ
解説
西南日本に分布し、ニホンヒキガエルの基亜種です。姿や行動はアズマヒキガエルとほとんど同じですが、見分け方は、ニホンヒキガエルの方が、鼓膜が小さい。しかし、遺伝的には、分化しています。
写真のアルビノ個体は、人為分布された都内で撮影された物です。確認はしていませんが、山手線の内側ではニホンヒキガエルが増えていると聞きます。在来のアズマヒキガエルとの交雑が心配されます。もしかすると、写真のアルビノ個体は既にハイブリッドになっているかもしれません。
コメント
やっぱり、ガマガエルです。ガマガエルを見かけるようになると、春を感じる人は多いのではないでしょうか?それにしても、親からは想像できない小さな、小さなオタマジャクシは、子供達の人気者・・・
資料を提供して下さったヒメイルカさんに感謝いたします。

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