撮影協力:ワイルドスカイ撮影:ばいかだ

和名:ヒメアマガエル

英名:Ornate Narrow-Mouthed Frog
学名:Microhyla okinavensis

分布
喜界島、奄美大島以南の南西諸島、台湾、中国東南部、東南アジア、インド
生態
低地から山地まで広く分布し、林床の落ち葉の間や草むら等に見られます。繁殖は、ほぼ一年中しているようですが、3月から7月が普通です。卵は、あらゆる止水か、ゆるい流れの中に産みます。
体長
成体オス:22-26(平均24)mm
成体メス:24-32(平均28)mm
鳴き声
ギリリリ、ガラララ

解説
ヒメガエルとも呼ばれる日本最小のカエルです。体の割に、強力な足を持っていて、非常にジャンプ力に優れています。
オタマジャクシは、胴体が透き通っていて簡単に本種のものと確認できます。
コメント
オタマジャクシが、ショップで売られていることがあります。私も、買ってきたことがあり、フレークフードで育てられます。変態後は、非常に小さく、ショウジョウバエか、生まれたてのコオロギでも辛いかも知れません。私の場合は、運良くベランダで飼育していて、いつの間にか変態して逃げ出し、いつも湿っている排水口付近で大きくなったのを見つけました。多分、トビムシのような原生動物を食べていたんだと考えられます。

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