撮影:佐久間 聡

和名:ハナサキガエル

英名:Okinawa Tip-nosed Frog
学名:Rana (Eburana) narina
(「鼻のカエル」の意味)

分布
沖縄島北部
生態
山地渓流付近住み、繁殖期は、12月下旬から3月上旬です。繁殖場所は、山地渓流上流部の滝壺です。
体長
成体オス:42-55(平均49)mm
成体メス:65-75(平均70)mm
鳴き声
ピッー、ピヨ、ピ
解説
スマートな蛙で、ジャンプ力が優れます。近年、南西諸島のハナサキガエル類と分類されました。
体色は、背面に緑の出るタイプと茶色いタイプがいます。
沖縄島から独立種として記載されたR.ijimaeは、本種のシノニムです。
卵は、タゴガエルのように乳白色をしています。
コメント
ホルストガエルをスレンダーにしたような感じです。生息場所がヤンバルなので開発による減少が心配です。
このページに資料を提供していただいた佐久間 聡さんに感謝をいたします。また、佐久間さんにメールを送りたい人は、delias@ss.iij4u.or.jpにお願いします。

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